薬の特徴と仕組みとは|あがり症を治したい人は、インデラルにおまかせ!

あがり症を治したい人は、インデラルにおまかせ!

薬の特徴と仕組みとは

数種類の薬

そもそもインデラルという薬がどのような薬なのか?
どうしてインデラルだけであがり症を克服することができるのか?
薬ひとつでそんなことが実現するなんて不思議ですよね。
今回はその謎に迫っていきたいと思います。

まずインデラルにはプロプラノロールと呼ばれる成分が含まれています。
インデラルはベータブロッカーという系統の薬になり、1960年代に開発されてあらゆる実績と臨床経験を持つ歴史の長い薬なのです。
基本的には高血圧や狭心症といった循環器系の治療にインデラルは使われ、2012年には片頭痛の発症を抑制する薬として決まり、いろんな医療機関で処方され始めています。

ではインデラルがどのようにあがり症の震えに対して効果があるのか?
ベータブロッカーであるインデラルはノルアドレナリンとβ受容体というレセプターの結合を阻害します。
震えが起こる仕組みは現在でも詳しいことが判明されていませんが、主にノルアドレナリンとβ受容体というレセプターが結合することで血圧や心拍が上昇し、震えといった症状を引き起こすといわれています。
つまりその結合を阻害する働きを持つインデラルを使えば、震えの原因となる部分を解決できるということです。

人間は恐怖や不安を感じることでノルアドレナリンという神経伝達物質が分泌されて、交感神経の働きを高めます。
交感神経は体を活動的な状態にするので、それによって緊張状態にもなります。
さらに自分の意志でどうにかできるわけではないので、物理的になんとかするためにはインデラルという薬に頼るしかないわけです。